抵当権抹消は自分でできる?費用と手続きの流れを分かりやすく解説

抵当権抹消とは

住宅ローンを利用して家を購入すると、金融機関は土地や建物に「抵当権」を設定します。これは、万が一ローンの返済ができなくなった場合に、金融機関が不動産を担保として回収できる権利のことです。

住宅ローンを完済すると、この抵当権は不要になります。そのため、法務局で「抵当権抹消登記」という手続きを行い、登記簿から抵当権を外す必要があります。

抵当権抹消は、司法書士に依頼することもできますが、必要書類がそろっていれば自分で手続きすることも可能です。費用を抑えたい場合は、自分で申請する人も少なくありません。

抵当権抹消の必要書類

住宅ローンを完済すると、金融機関や保証会社から抵当権抹消に必要な書類が送られてきます。一般的には次のような書類が含まれています。

  • 登記識別情報(または登記済証)
  • 抵当権解除証書(弁済証書などと呼ばれることもあります)
  • 委任状
  • 金融機関からの案内書類

金融機関によって書類の名称が多少異なる場合がありますが、基本的にはこれらの書類を使って 法務局で抵当権抹消の登記申請を行います。

抵当権抹消の手続きの流れ

抵当権抹消の手続きは、必要書類がそろっていればそれほど難しくありません。一般的には、次のような流れで進みます。

まず、住宅ローンを完済すると金融機関や保証会社から抵当権抹消に必要な書類が送られてきます。

次に、登記申請書(法務局ホームページよりダウンロード可)を作成し、必要書類と一緒に法務局へ提出します。申請方法は、法務局の窓口に持参する方法のほか、郵送で手続きすることも可能です。

私は今回、法務局へ行く時間がなかったため郵送で申請しました。書類を発送したあと、記入内容に一部誤りがあったようで法務局から電話で連絡がありましたが、内容を確認したうえで、その場で修正してもらえました。

その後、登記の手続きが進み、発送から約1ヶ月ほどで「登記完了証」が自宅に届きました。郵送でも問題なく手続きは進みましたが、法務局の混雑状況や地域によって完了までの期間は多少変わる可能性があります。

抵当権抹消にかかる費用

抵当権抹消にかかる主な費用は、「登録免許税」(収入印紙)です。

登録免許税は、不動産1件につき1,000円かかります。例えば、土地と建物がそれぞれ1件ずつある場合は、合計で2,000円になります。

その他に大きな費用は基本的にかからないため、自分で手続きを行えば比較的安く済ませることができます。

一方で、司法書士に依頼する場合は、報酬として1万円〜2万円程度かかるのが一般的です。手間をかけたくない場合や手続きに不安がある場合は、専門家に依頼するのも一つの方法です。

費用を抑えたい方は自分で手続き、手間を省きたい方は司法書士に依頼するなど、自分に合った方法を選ぶとよいでしょう。       

まとめ

抵当権抹消は、一見むずかしそうに感じますが、必要書類がそろっていれば自分で手続きすることも可能です。

実際にやってみると、多少のやり取りはあったものの、大きなトラブルもなく完了することができました。

費用も比較的安く抑えられるため、時間に余裕がある方は自分で手続きしてみるのもおすすめです。

これから抵当権抹消を予定している方の参考になればうれしいです。

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